ついにドルは120円台に乗せてきました。内容はドルの一人勝ち。ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドル、円、全てに対して独歩高。商品相場の下落が続き、新興国の株式が売られ、結局ドルに資金が逃避したということでしょうか。
 金利もグローバルに上昇しています。日本の10年国債は1.75%、米国が4.66%、ドイツが4%。金利水準で言えば、大分妥当水準まで近づいて来ました。特に日本や米国に比べて、欧州金利はやっと買える金利水準になってきました。昨年までの金利水準では、とても外貨MMFから長期に乗り換える気持ちにもなれなかったのですが。
 そういう意味ではユーロは金利を味方につけて輝きが出てきたということでしょうか。米国の政策金利引き下げ観測が後退し、ドル安に賭けていた人の悲鳴がドル高を加速させているようですが、ここからのドル高は特殊要因によるものだと私は思います。ここは深呼吸をして、動いているものに飛びつくことのないように。敢えて新規投資をする必要はないでしょう。 
 当面は「どこまでドル高があるのかな」とドル高の転換点を見極めてやれ的な、これまでに貯めた外貨資産の含み益を楽しみましょう。休むも相場。