昨日の政策金利据え置きを、昨年から利上げを騒いでいた張本人の福井総裁、武藤副総裁が支持していたことを知り、がっかりです。私は利上げを提案していたけど、日銀内をまとめきれず、据え置きになったと思いこんでいました。
 何でこの二人は豹変してしまったのか。利上げに踏み切るだけの力強いデータが揃っていないのは誰の目にも明らかだったはず。それでも利上げを唱えたのは、慢心・傲慢で目が曇り、事態を読み切れなかったのか。
 今回は総裁が利上げを提案して、結果否決された方が方向に一貫性があり、今でも好ましかったと思う。利上げを主張した勇気ある三人は立派。
 今回上げなくても、年内はどこかの時点で数回にわたり引き上げがあると誰もが見ている。従って、機会もさることながら、「何回、そしてどのくらいの幅で引き上げるのか」に当然注目が集まります。そこで、必要以上の金利上昇を抑えるのに欠かせないのは、日銀の市場に対する対話であり、市場が日銀に寄せる信頼度合いです。日銀に対する信頼回復の努力に期待します。今回の一連の流れは、日銀の傲慢なのか、慢心なのか、焦りがそうさせたのか。本日も私のがっかりした気持ちは癒えていません。今年は荒れる難しい相場になると思っていましたが、今回の件で思いを強くしました。