日銀が政策金利据え置いたことで、日本の金利上昇、円独歩高の懸念は当面無くなりました。今回の据え置きの理由が景気堅調を示す材料不足なので、今後の引き上げ決定には、政治の横やりが入る余地のない、明らかな強い景気指標の連続が求められます。個人的には、結局2月も材料が揃わず、日銀は利上げに踏み切ることはできないと思います。
従って円独歩安の状況は当面続き、日本企業3月期決算は好調な業績で終えることが出来て、株価が急落する場面は遠のいたのではないでしょうか。
 本日の日経新聞の報道では、アジア、欧州の投資家(英国を経由したオイルダラーを含む)の日本株買いが急増し、北米投資家のシェアが落ちているとありました。北米の投資家のシェアが落ちているのは米国株が堅調であるため、つまり投資家が日本株よりも割安と見ているという背景があります。
 逆に欧州株やアジア株は割高で、日本株を割安だと見ているのでしょう。PER(株価収益率)ではさほど変わらないわけですから、結局のところ、外人が日本を割安だと考える大きな根拠は日本資産、円の価値が安すぎると判断している点ではないでしょうか。
 日本株も、不動産、債券も、外国人にとっては宝の山に見えるのかも知れません。