セールストークの巧みさや、ムードを盛り上げて勢いで販売しても、その中に嘘やごまかしが入っていたら、後で必ず責任が追及される世の中になりました。製造者責任と同様に販売した責任がずっとつきまとい、売れば売るほど、売れれば売れるほど、販売した責任に応えるべく説明責任の継続が求められます。
 「チクリ」「内部告発」は止められず、不正は必ずいずれ表に出る、隠し通せない時代。不二家の問題や、納豆ダイエットのデータねつ造など、一度吹き出すと過去まで遡った内部情報がこれでもかというぐらい出てきます。その中には誤解もあり、説明が十分であればトラブルにならなかったこともあったと思います。しかし一度墜ちた信用の回復は難しく、老舗で大会社の存在でさえ危うくする現状を目の当たりにすると、パート社員を含む従業員が会社や仕事に誇りを持ち、顧客がフアンになってくれるために、「何が欠けているか、障害になっているのか」の検証を継続することが大事だなあと、つくづく感じています。
 不二家の再建に、他の菓子大手が支援したがっているそうです。他社製品ながら、「不二家ブランド」の商品をうらやましく、認めていたからでしょう。ある意味で不二家ブランドのフアンですね。そんな商品を持ちながら、不二家の経営者は本当にフアン不孝者だと思います。