今週末に開かれるG7(先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議)を控えて、毎日じりじりと円高が進んでいます。米ドル、ユーロ、豪ドル、いずれもが2円以上円高方向に振れました。ここまでの円高は想定内ですが、これ以上の円高はムードが左右するものだと考えています。外貨を円高になったら手当てしておきたいと待っていた人にとっては、今週末前後の水準で一部手当てに動こうと考えている人が多いのではないでしょうか。
 円安を牽制している人にとっても、いたずらに為替の動きを不安定にすることは望んでいないわけで、相場が神経質なときに、敢えて問題発言は差し控えようとする動きになります。そろそろ、そういう時期に入ったと考えられ、人の発言で為替が振り回されることは少なくなってくるのではないでしょうか。ここから、大きく円高に振れる機会があれば、外貨を手当てしたい人にとってはチャンスではないでしょうか。
 ところで、自民党は本当におめでたい政党だと思います。「内閣改造」とか「ポスト安倍」だとか、内向きの関心を追っている場合ではないと思うのですが。「小泉政権の衆院選で勝たせすぎてしまった」と多くの国民が失望しています。
 何故「内閣改造」をしなければならないほど政府に緊張感がないのか。何故ポスト安倍の声が上がるほど求心力がないのか。真剣に考えるべきところです。首をすげ替えて済む話しではないでしょう。今の自民党が、今後の選挙で大勝することはないでしょう。