世界同時株安の動揺は収まらず、為替は円借り取引の更なる解消懸念からドルは一時117円を割り込みました。為替はほぼ振り出しに戻ったように私は考えています。「株安は16500円、ドルは112円までありませんか」と聞かれました。
私のベタ感で根拠はありませんが、16500円はあるかも知れませんが、112円まではないと考えています。メドは114円台がターゲットで、117円以下のコストで為替を押さえられたらと思っています。もしドルが112円まで円高が進行したら122円まで織り込んだ日本企業の株価は大混乱です。115円で利益確定を読んでいた企業も為替で利益が吹き飛んでしまうので、115円を超える円高が目前になれば、とても16500円で止まるとは思えません。15000円台までは覚悟しなければならないと思います。円の独歩高はそこまで進行しないでしょう。
 
 個人的にはやっと日本株投資の物色を始めようかなと久々に思う機会にワクワクしています。不謹慎なようですが、もうしばらく分析する時間、猶予をもらえる相場が続いてくれることを望んでいます。
 それから、大和証券では昨日から外貨建て債券の個別銘柄の売買価格をホームページで開示し始めました。通常外債の価格は「購入価格」のみ表示されているのが普通で、「売却価格」も合わせて提示しているところが画期的です。
 売り、買いの価格を公表すると言うことは、価格設定の過程が透明公正であるという相当な自信がなければできません。出来そうで出来ないことです。大和証券の勇気ある行動に拍手です。
 大和証券の外債販売は、銘柄の品揃えの多さ、ホームページなどを通じた情報内容のわかりやすさなど、以前から定評がありました。しかし、残念なことに最近、「大和の店頭で外債の話しを聞きたかったのに、熱心ではなかった」とか「取り扱っていません」とか言われたと耳にすることが何度もありました。「せっかくの大和の評判を大和の人が気づいていないのはもったいないなあ」と強く感じていたところでした。せっかくの立派なツールです。大和証券の皆々様方、有効に利用して、顧客相談に乗ってあげてください。もし大和の人でありながら、知らなかったという人はもってのほか。提供側にも問題があります。作るだけで満足せず、使い方を現場に教えてあげてください。企画の怠慢ですよ。