イタリア10年国債利回りが3%目前まで急上昇しています。

4月末の水準が1.8%でしたから、さすがに目立ってきました。

3月頃からマーケットの潮目は変わってきましたね。これまでの「量的緩和」で溢れたマネーで「金利は上がらない」を前提にした投資が難しくなってきました。

米国の「量的引き締め」の動きに沿い、債務残高が多く、いまだに借金返済を後回しにした国や企業からお金を引き上げていく方向が決まったようです。

個人的に注目しているのは、イタリアとマレーシアです。

日経新聞の一目均衡で取り上げた記事を読んで、その通りだと思いました。

そこには

「人の行く裏に道あり花の山」

アジア・ロシア通貨危機(1997~98年)、2008年リーマン・ショックでは、安値圏で新興国の株式市場に投資して成功した、マーク・モビアス氏。81才。

「総じて新興国の株価は短期的に30~40%下がるかも知れない。相場の調整は悪いことではない。そこが買いの好機だ」と語ったそうです。

私も「相場の調整は悪いことではない。チャンス」だと考えています。

「現在よりも40%安く買えるときが来る」と準備できているか。それとも、「40%も値下がりしたら困る」と準備できていないのか。

いずれの自分であるかで、投資環境との向き合い方が違ってきます。

「金利は上昇するときが来る」と考えるのが当たり前で、「金利は上がらない」と考えるのは異常だったと思い直すときだと思います。