6月12日の米朝会談が無事に開催されて閉幕。その後、予想されたとおり、米国の政策金利は0.25%引き上げられ、欧州は量的金融緩和の年内終了を決め、日銀だけが打つ手なしで取り残されました。

大きなイベントは終わり、投資家の中には、「目先では来週19日に上場する「メルカリ」の初値ぐらいしか注目するものが見当たらない」という方も多いでしょう。

米欧が金利正常化に向けて歩を進める中で、今後はこれまで続いた「ゼロ金利」が当たり前の状況は異常事態であって長続きせず、金利反転や「お金が借りにくい環境」への準備を急がなければならいと考える方が確実に増えていくと思います。

金利上昇リスクの高まりは、株価にも為替にも、そして信用リスク(破綻リスク)にも、突然大きなプレッシャーを与えて、大きな変動を起こすきっかけになります。

今後しばらくは、大きく突き抜けて上昇し続けることも、逆に下落し続けることもない「ボックス相場」が続くものと想定しています。

つまり、大きく相場が下押ししたときは「買い」、ただし、高値で買い付けてしまうとなかなか利益を確定する機会に恵まれない展開です。

「とりあえず買っておこう」と安易な買いがあだとなり、上昇しないことに焦れてあせり、余計な不安を抱え込むことになりかねません。

キャピタルゲインを狙う方は、割安だと確信の持てる「対象」「水準」が見つかったら買う。見つからなければ、「1ヶ月や2ヶ月投資せず放っておいてもいい」ぐらいの気持ちでジックリみましょう。

価格変動の大きな波は今後何度も押し寄せるでしょうから、毎回毎回、挑んでいたら身が持ちません。

だけど、「何かで少しでも投資しておかないと無理な投資に走りそう」という方であれば、つみたてNISAなどを利用し、「今後大きく値下がりすることはある」前提で少額から積立て投資を始めて、積立て投資の評価額の推移に注目しましょう。積立て投資でも大きく評価損を抱える環境は、まさしく相場環境が割安で推移しているときです。そのときは投資に弱気になるときではなく、純投資を検討する割安の環境であるかも知れないと積立て投資の結果を投資を行うモノサシにされたらいかがでしょうか。

何か一発爽快な気分になりたいと考える人は、「メルカリ遊んでみるか」と挑む方が多いと思いますが、結果を遊びと割り切れない人にはお勧めしません。