米大統領中間選挙が終わり、今後は欧州の不安定化に対してマーケットの関心が向くことが多くなると想定しています。

投資マネーは、今後より慎重になって「何が確実な投資対象なのか」を求める動きと大きく値下がりする局面は「割安な投資対象を仕込むチャンス」と割安を物色する動きに分かれます。

どの国の金融政策も量的金融緩和を再開できるほど余裕がなくなりました。

加えて、12月も景気の良さを背景に政策金利を上げるだろう米国の安定感は頭ひとつ抜けているため、ドルのしっかりとした動きが年末年始に向けて目立ちそうです。

1ドル=112円ではドル買いに慌てなかった方々も114円を抜けて115円台、そして117円をめざす動きになると「とりあえずドルは買っておいたほうがよい」と「ドル高になるとは思うけどまだ早い」と思っていた方が買いに加わって年末に向けてドル高が進む流れになるのではないでしょうか。

その時に、何が売られて、何が買われるか、です。

ドル高になることで金利上昇しやすくなるので相場の変動が大きくなる傾向は今後も続きます。

玉石混淆で同じように売られていた中から、「これはいくら何でも売られすぎ」と値保ちが良くなり、ジリジリと高くなるモノが出てくるはずです。

 

2008年の金融危機のときと現在との違いは、米国という景気の安定した大国が存在していることです。●●ショックで大きく崩れるクラッシュは起きますけど、打てる手がないほど八方ふさがりな状態にはないことです。クラッシュが長続きしないのであれば、それは投資チャンスでしかありません。

ただし、大きく下がって割安になったモノを拾うチャンスであって、高値圏にあるものには相変わらず慎重であった方が良いと思います。