赤福の賞味期限切れなど、食品の表示に対する信頼性を問題にする声が高まる一方で、「賞味期限が切れたら、即廃棄というのももったいない」と、もっとやりようがないのかと「即廃棄」に抵抗がある人も広がっているように思います。
 曲がったキュウリは商品価値がないと廃棄していたものをもったいないと思う気持ち、これ当たり前だと思います。ついさっきまで商品として並んでいたものが、賞味期限が切れたと言うことで奥に引っ込み、生ゴミとして処理される。食べたら身体をこわすというなら別ですが、食べても身体に支障はなく「少し味が落ちるかも」という程度であれば、それなりの値段に下げて再販売してはいかがでしょうか?
 一度賞味期限が切れて再加工したと明示して値を下げ、再度賞味可能期限を提示する。加工したものを、新しいものとして消費者に提供した行為が問題だと私は思うのですが。
 今は冷凍技術が進んでいて、新鮮な状態で長く保存することが可能な世の中になったはずです。口に入るもののほとんどを外国に頼る日本人にとって、毎日大量に廃棄され生ゴミとなる食料品のあり方は実に「もったいない」。そう思っていた日本人はけっこう多いのではないでしょうか。
 廃油をバイオ燃料に替えて再生する。ブラボー!!廃油はバイオ燃料に替えないと再生できないのかも知れませんが、期限切れの食料品はもっと考え方を柔軟にすれば廃棄せずに再利用することは可能なのではないでしょうか。
 「茶碗に残った米一粒も無駄にしたら罰が当たるぞ」という小さい頃の教えがしみついた私にとっては、あの頃と今と何が変わったのだろうと不思議に思います。「もったいない」と言えない雰囲気に違和感を感じます。