平成から「令和」へと元号が改まることに決まりました。

これまで黒田日銀総裁は、中国の大型景気対策などへの期待から19年後半には中国や欧州経済は持ち直すと経済の先行きに楽観する見方を述べていましたが、

昨日、日銀が発表した3月の全国企業短期経済観測調査、いわゆる日銀短観では、中国をはじめとする海外経済の減速、特に欧州経済の減速が景気の先行きを楽観する見方を難しくする状況まで悪化してきているようだという数字になってきました。

唯一、景気が好調な米国景気でさえ、足下の景気は好調だけど先行きの景気減速を懸念するムードが高まっているようです。

個人的には、国内の不動産の売買は売りたい人たちにとっては、夏場にかけて、さらに厳しい環境に向かうと思います。現金を持った買い手にとっては、掘り出し物を拾うチャンスが来ました。

10月の消費増税を控えて、増税前に買った方が得か、増税後に買った方が得か、と買い手が躊躇したら、売り手は「それだったら、ここまで値下げします」と値を下げて売るしか手段がありません。

買い手が触手を動かす価値まで値段を下げて売る。この先の見通しはさらに悪くなるというムードになったら、「割高なモノは買ってもらえる水準を模索して割安になっていく」流れにならざるを得ません。

令和元年のスタートは割高なモノが修正される段階から始まりそうな気配が濃厚になってきました。