ゴールドマンサックス証券のレポートでは、来年末の日経平均株価予想が17000円らしいです。現在の株価で約1割程度の上昇。みなさんは、この数字をどのように受け止めますか?
 相場は停滞期に入りました。サブプライム問題を契機に米国経済の停滞懸念、世界的な信用収縮、一向に収まらないインフレ懸念など、買えない材料が目白押し。買い手はといえば、実態が見えないソブリンウェルスファンド(SWF)ぐらい。
 徐々に割高だったものはじりじりと利益確定で売り込まれ、背景のない、ムードで買われた対象は気配を無くし、背景のある投資対象も連れ安。こうなると、成長性を期待して割高になるのを前提に投資する人はいなくなり、「いつでも買える」と思った投資家は熱が冷めてしまい、じっくり銘柄定めに入ってしまった。
 以前も取り上げました「日経平均株価17000円、国内長期金利1.7%、米ドル為替117円」を私は妥当価値だと考えていました。
 つまりゴールドマンサックス証券の立てた17000円を是とすれば、現状の日本株の投資環境では、せいぜい妥当価格まで戻るのがいいところで、割安な銘柄を発掘しバリュー投資に努める時期という認識であれば、私も同感です。
 そして再び、17000円の値固めされる時期には、「18500円。勢いがつけば22000円も」という強気が台頭するグロース投資が息を吹き返すのでしょう。
 ここは変に強気になるのは本当に変ですが、変に弱気になるのは損だと思います。
強気、弱気の気持ちの振れ。振り子の振れを楽しむ余裕が必要なときだと考えます。
よくありがちな、不安を煽って自分の売りたいものを売り付ける輩が出てきそうな投資環境でもあります。
そんな話が舞い込んできたら、「やっぱり来たか」と思える自分か、「どうしよう?どうしたらよいですか?」という自分か。
「ケーセラーセラ〜♪なるようになる〜♪」。冷静さが大事なときに、自分で自分を追い込んじゃダメですよ。思うつぼになってしまいます。