昨日、私のクライアントの一人から、「私はやっと、前川さんの助言を活かす方法を見つけた気がします」とお話を受けました。
 (内容)
 「前川さんは投資に対して、非常に慎重な人なんだな」ということがわかってきました。
これまで、前川さんの話はその時点、その時点で、方向性はあっていて、「ここは割高ですよ」、「ここは割安ですよ」と助言もらった時は、振り返ると、だいたい相場としてはいいところで助言をもらっています。
 だから、「何であの時に踏ん切りをつけて投資しておかなかったのか」と毎回、毎回後悔していました。結局、いいところで買えていないんです。前川さんから、「何度でもチャンスはありますから」と言われると、「もう少し安くなってから」と期待して待ってしまった結果です。
 前川さんは「今です」と言ってくれる人ではありませんから、自分で決断しないと、いつまでも投資ができないということに気付いたんです。
 前川さんから「そろそろいいところです。もう少し割安になれば投資したい水準ですね」と助言をもらった時には取り敢えず少し買ってみることにしました。
「中長期の視点に立てば投資する意味があるけど、もう少し割安になる機会があるかもしれない」。そういう意味だと考えることにしたんです。
 これを聞いて、私としては少し複雑です。「また投資する機会があったのに逃してしまった」と、この方はずっと自分を責めていたんだ。そして、そんな相談者がどうも私の回りには多いように感じたからです。
 おそらくこの投資に慎重な姿勢は今後も変わることはないと思います。これは投資と長く付き合っていく、大らかに付き合っていくために、この慎重さが必要なことだと思っているからです。大きな損をした結果、これまでに一生涯つきあっていきたいと思っていた方と縁遠くなってしまったこともたくさんありました。それは非常に残念な結果です。
 嫁さんからもよく言われます。「お父さんはできることしか言わない。期待を持たせない」。
これは、これで、「長くつきあっていく」生活の知恵だと思うのですが。