本日、日経新聞社が三大都市圏の個人を対象に調査した第4回日本金融機関ランキングの発表があり、1位ソニー銀行、2位新生銀行、3位セブン銀行という結果でした。
 「何でこの銀行が1位、2位、3位なの?」と疑問に思い、理由に目を移すと「振り込み手数料が安い」、「ATM利用手数料が無料」、「営業時間が長い」・・・等。
 この理由を、金融機関の顧客満足度を決定する1位、2位、3位の条件として上げられること自体、恥ずかしくありませんか?情けなくありませんか?個人がいかに金融機関のサービスに対して期待していないかの表れだと思います。
 外国金融機関が日本の個人顧客を開拓しようと名乗りを上げているわけですが、こんな国内金融機関のていたらくでは、「日本の市場なんて軽い、軽い」と甘く見られても仕方ありません。日本人の置かれている状況を理解し、最終的に頼りになるのは日本の金融機関であるはずです。また、そうでないと欧米流を押し付けられて、不便を感じる日本人が増えるでしょう。
 金融機関は、何でもインターネットや機械化に頼らず、預金者や投資家がどんな不満を持ち、どんな期待をしているのか、対話する機会がもっと必要なのではないでしょうか?合理化と顧客サービスの切り捨てをはき違えているのではないでしょうか?
 「そうはいっても、あの銀行も頑張っているよ」と、預金者に励ましの言葉がもらえるような積み重ねが大事なのではないでしょうか?
 「日本の金融機関に将来があるのか」、余計なお世話ですが、心配になります。
 ところで、昨日は注目されていたFOMCで決定された政策金利0.25%の引き下げ幅が少なかったと、NY株式は急落して戻ってきました。私は政策金利が0.25%だったから売られたわけではないと考えています。
 11日の決定前は、決定前に「円高になる。株安になる」に賭けていた人が買い戻しをしたために「円安・株高」となり、逆に決定後は「円安になる。株高になる」に賭けていた人が買い戻したために「円高・株安」になっただけで、決定前と決定後とでは何ら投資環境で変わったことはないと考えています。
 つまり、これからしばらくは、「円高・株安はどこまで続くのかな」という現在の妥当価格を探る展開になるのではないでしょうか。糸の切れた凧相場は続いています。
 根拠はありませんが、個人的には1ドル=110円、日経平均株価15000円程度を見ています。