日経新聞朝刊に「エコノミストに2008年を聞く」という記事がありました。エコノミスト、経済人など約600人が参加する懇親会でアンケートを行い、206人が答えた結果だそうです。
 1年後に当たる11月末の円相場については、「1ドル=105円以上110円未満」が68人と最多で平均は107円42銭の円高を予想しています。
 1年後の日経平均株価予想では、「17000円以上18000円未満」が最多で平均は16754円で、17000円を意識した展開を予想しています。
 今回の結果で特徴的なのは、「円高で見る人、円安で見る人」、「株高で見る人、株安で見る人」が2つに分かれていて、しかも範囲が広いことだと思います。昨年はほとんどの人が「円安・株高」の延長だと見ていました。
 たとえば、円相場。90円未満の円高を見る人もいれば、130円以上の円安と見る人もいます。日経平均株価。2万円以上の株高と見る人がいれば、12000円未満の株安と見る人もいます。
「これがプロと言われる人の見方か」。素人だって、そんな答えならできると思う人がいるかも知れません。それぐらい、広すぎる範囲の答えになりました。
 私はある意味で来年は、割高なところで投資さえしなければ、数年ぶりに訪れた投資のチャンスになると考えています。専門家の見方通り、来年は大きく振れる年になるのだと思います。
90円の円高の可能性もあれば、130円の円安の可能性もある。12000円割れの株安の可能性もあれば、20000円を超える株高の可能性もある。したがって、割高なときに相場に参加して、ボタンを掛け違うと後手後手に回り「せっかくのチャンスの年だったのに」と後悔する投資家もたくさん出る可能性もあります。
 是非、ここは焦ってボタンを掛け違わないように、為替相場、株式相場の割安を意識してチャレンジしてください。
 ところで本日も「なぜ?どうして?」の報道がありました。
 昨日取り上げた「高速料金制度」についてです。国土交通省は高速道路会社の借金を肩代わりする見返りとして、会社側に高速道路料金引き下げを求めました。「道路財源を投入して高速料金を値下げするのは民営化の趣旨に反する」という批判が上がっていることを意識したという見方があります。「国費を投入して値下げ」批判に対応????
 私はこの言葉に反応しています。「国費を投入して値下げ」ではなく、「国費を投入した上で値上げ」でしょ?
 国費を投入した上で、現在の上限高速料金700円を実質値上げしたいんでしょ?
ガソリン・灯油高騰対策にかこつけて、道路財源を堂々と注入し、しかも値上げまで、なし崩しに行おうとしているように、見えてしまっています。世間での批判通り、国費を投入して、しかも値上げのお膳立てまで国交省が行うのを見て、どうして高速道路会社が民営化された会社といえるのでしょうか?なぜ?どうして?頭の中は疑問符で一杯です。