ついに日経平均株価は13000円割れ。日本だけではなく、アジア株、欧州株も大きく下げ、世界同時株安となっています。年初日経平均株価は15155円で始まりましたから、3週間足らずで2500円も下げたことになります。
 私は金輪際株式投資はやらないと決めている人であれば別ですが、株式投資を今後の選択肢として位置づけている人であれば、是非2006年の夏ごろからの15000円から18000円に日経平均株価が登りつめていった株価上昇場面と、2007年8月から始まった18000円から買う人が報われない、来る日も来る日も下げる、現在の株価下落場面を記憶しておいてもらいたいと思います。
 株価が上昇しているとき、どんな気持ちだったのか。おそらく楽しくウキウキすることばかりではなかったと思います。「もっと上がってくれ」と思う気持ちは尽きませんし、「何でこんな割高が続くんだ」と忌々しく思う気持ちがあったかもしれません。
 株価が下落しているとき、下がることに心を痛める人あり、もう少し下がれと願う人あり。さまざまだと思います。最近では余りの下げに、下げを喜んでいた人でも当惑する人もいます。
 この2年間の経験を自分のものとして記憶しておけば、それは今後の株式投資を行う貴重な財産です。買っている人の気持ち、売っている人の気持ちの両方を理解できるようになることが、株式投資の今後に役に立つことは明らかです。
 私は日経平均株価は12000円が基点で割高な18000円まで上昇し、現在17000円が妥当なのか?、16000円が妥当なのか?、15000円が妥当なのか?
へっ?14000円?えっ、えっ?13000円割れ???
という具合に、妥当株価を見失って、とうとう基点近くまで戻ってきたと見ています。18000円から12000円の3分の一戻しで、14000円。ここはいいところ。半値戻しで15000円、3分の2戻しで16000円。この水準まではいつ戻してもおかしくないと考えています。もし上がらなくても、2%以上の配当利回りが期待できる個別銘柄はごろごろしています。
 ここで株式投資を躊躇する理由はなんでしょうか?まだまだ株価が下がると見るから・・。それはいくら1万円?8000円?6000円?なくなちゃうの?株価はいずれ反転します。日本株は金輪際魅力はなくなり、14000円を超える水準はありえないと思っている人であれば別ですが、14000円までの戻りはいずれあると考えるのであれば、1万円は買いだし、8000円はもっと買い。株価が反転し下値不安が消えた場合は、「13000円でも多分買うかも」と思う人なら、その分を今買ったと思って投資する考え方はできないのでしょうか?
 今であれば確実に13000円で投資することは可能ですが、下がったときに迷わずに1万円、8000円で投資できる自信はありますか?それ以前に、その水準が絵に描いた餅で終わる可能性もあります。私は相場の底を当てることに一喜一憂しストレスを感じて投資するよりも、「この水準だったら買って損はない」と思ったら、機械的にバサッと投網をかけるような投資スタンスで臨んでいます。
 底は買えません。しかし底近辺をたまたま買うチャンスは誰にもあります。割高なところで投資しなければ、いずれ報われます。今の日本株の水準は割高ですか?