公明党の冬柴国交省大臣の評判はここのところ下がりっぱなし。明らかに廃止・民営化の余地がある国交省所管の独立行政法人を抱えているにもかかわらず、行政改革担当渡辺大臣の協力要請に最初から「ゼロ回答」、おまけに逆ギレを見せたり。福田内閣の改革後退が心配されていた最中にもかかわらず、14000キロの道路建設に向けてうやむやに始動させ、しかも道路特定財源を前提にした、根拠の薄い59兆円道路中期計画をぶちあげた大臣。「戻すべき余地はない」と言い切った大臣。国民の中ではかなりの悪役になっています。
 その後、国交省の呆れる無駄遣い、呆れる天下り、権益にしがみついた実態が野党やマスコミから明らかになると、「国交省と、社保庁、厚労省とどこが違うのか?みんな一緒じゃないか?」と官僚・公務員改革に後ろ向きな政治家に対して、国民の怒りが広がってきました。
 東国原知事の存在が目立つ「せんたく」と超党派議員で構成された「せんたく連合」。超党派で山積した課題を解決するために、透明な議論を展開し、国民の理解と声を味方につけようというもののようです。この動きに期待したいとは思いますが、しっくり納得できないところがあります。
 なぜせんたく連合で行おうとしている、「国民生活に大切な、優先順位の高い課題を党利党略を抜きにして話し合う場」が国会ではないのでしょうか?その議論は国会ではできないのでしょうか?なぜできないのでしょうか?
「そんなのは理想だよ。だって・・・」という政治家さん、たくさんいるかもしれません。でもそれが当たり前だと思っている人に、新しいことが期待できるでしょうか?
 東国原知事は確かにこの一年間頑張ってきました。将来国政を担う人になるのではと期待します。しかし、それでもまだ宮崎の知事として1年です。県民からすれば「国よりも県を見て」という声もあるはずです。東国原知事には、長野の前田中知事のように志半ばで降ろされることの無いように、国民の期待の星として頑張ってもらいたいと思います。知事は担ぎ出されてしまった感があります。
 超党派の意識の高い政治家さんには、「知事人気にあやかりたい」と利用しようとする政治家集団に見られないように、国会の場においても、真摯で丁寧な活動を期待したいと思います。
 
 冬柴国交省大臣の話に変化が出てきました。「このままではまずい」という危機感をお持ちなのでしょうか。押さえつけるのではなく、やはり理解してもらう努力が必要だと思ったのでしょうか?
 反省を示し、できることから見直す発言が増えてきました。ここは権益の温床、国交省の改革に前向きな大臣として、立ち上がってもらいたいと思います。渡辺大臣と組んで、熱心な行革リーダーになったらどうでしょうか?悪役かと思ったら、実はヒーローだったという、勧善懲悪番組のように、印象はがらっと変わるでしょう。
 「自民党と公明党、どこが違うの?」という声さえ、国民からはもはや上がってきません。公明党は完全に自民党と同色です。公明党に存在感はありません。このままでいいのですか、公明党?そして冬柴大臣?ここは一層の奮起を期待します。
 日本株相場は少し前と展開が変わってきました。「少し上げてはガツンと下がる」相場から、「一旦下げても、すぐ戻る」、下値が固い相場になってきたように思います。これまで投資してきた人にとっては、下げに対する不安が薄れてきて、値上がりをうっすら期待できる相場になると私は思います。