ニューヨークダウ株価指数は約190ドル高の12570ドル。円米ドルは108円乗せ、ユーロは160円乗せ、豪ドルは100円乗せで、円独歩安で東京市場に戻ってきました。
 日経平均株価は株式の専門家が三角持ち合いの上っ放れを期待する13800円超えて、14000円目前まで大幅上昇。
 一方、上海株が7ヶ月ぶりの安値をつけるなど、新興国株式は一様に弱含み推移。外国人投資家は日本株を売り越す一方で、その同額程度を日本債券を買い越していました。
 新興株式を売ったお金、日本債券に向かったお金は、どこに流れるのでしょうか?
 日本株を積極的に買う材料がないのは確かですが、最近の「売られてもすぐ戻す」という底堅い動きが示すように、新たに予想外の悪材料が出ない限りは、当面大きく底割れする危機は去ったのではないかと私は思います。もちろん楽観できる材料がないわけですから、日本株全体が買われる相場ではなく、売られすぎた銘柄が見直されて株価が上方に修正する相場でしょう。このときがある意味で淋しいときなんですね。「何で自分の持っている銘柄だけ上がらないのだろう」と鬱々する人がでるからです。
 株式の専門家のコメントは現在の状況でも、「売りの買い戻しで楽観は禁物」と慎重な見方が多いのですが、私はあまのじゃくな見方をしています。おそらく、国内で14000円台を固めて、ニューヨークダウ株価が本日以降も堅調に推移すれば、株式チャーチストは高々と「2段底からの当面上昇相場は続く。波動で言えば、15000円乗せは必至で、勢い次第では16000円手前までの上昇もあり得る」と言い出す人が増えるのではないでしょうか?今は買い材料なしの真っ暗ですが、相場が上昇すれば「買い材料」は後から出てくるものです。心配ありません。
 14300円どころではたくさんの売りが待っていそうですが、売り手はできれば高いところで売りたいわけですから、上に抜けそうな気配があれば売り手は様子を見るでしょう。これを抜けたら15000円手前まで、売り手は様子を見て、目先投機筋はドテン買い姿勢にかわるのではないでしょうか。後は買いの勢いがどこまで続くかです。打ち上げ花火と表現したのは、いずれ失速し下がると予想するからです、
 これは私の勝手な憶測であり、何の当てもありませんので、みなさんの損益の責任は持てませんが、少なくても今の時点でも大勢が「日本株式の相場はまだ頭が重い」と感じているのは、私にとっては心地のよい気持ちです。今週の内、外の株式相場の動向が楽しみです。