「日本の株式市場はジャパンナッシング(Japan nothing)で外人投資家に無視され、しばらくの低迷はやむなし」と、自分の国の資産なのにもかかわらず、自分で評価することをあきらめ、外人が高く評価してくれることを心待ちしている、ある意味情けない状況が続いています。
 しかし、日本も捨てたものではありません。三菱商事と三菱UFJグループが主に国内企業を投資対象にした買収ファンドを設立するという日経記事を見つけました。サブプライム問題の混乱で外資系ファンドの活動が停滞しているのをチャンスと見たそうです。
 2003年、2004年と、国内の金融機関が不良債権処理に毎日終われ、投資どころでなく、目をつぶって不動産を売り、株式を売り、会社を売り。この投売りされたものを2足3文の値段まで更に買い叩き、「買ってあげる」と恩着せがましく買い取った外資系ファンド。そのぼろ儲けを傍で見ていて、後からの乗り込んだ国内系ファンド。今回はその外資系を出し抜こうとする動きで、今後に注目です。
 私は本当に不思議です。利益を立派に出している、世界のモノサシで見ても優良企業である企業が何故解散価値を割り込むような株価にあるのでしょうか?余裕自己資金があるなら、下手な投資を行うよりも、自社株買いで自己投資したほうが良い企業がゴロゴロしています。
「安いものは安い」という投資家の声は、この時期企業を勇気づける大きな力になると思います。
「お宅の株は安過ぎる」とエールを送りたいと思います。