日本がホスト国として世界の首脳を招く環境サミットを7月に控え、福田首相は「サミットではっきりと諸外国に言えるような提言がほしい」と有識者に向けてお願いしたところ、ホスト国として重要な役目を負っている甘利経産相は「2012年までに家庭用の白熱電球を廃止し、消費電力の小さな電球型蛍光灯への切り替えを促す」と表明し、家電メーカーと具体的な切替策を検討すると発言したそうです。
 この日経記事を見て、環境サミットのホスト国で、世界をリードする立場にある人が大上段に構えて宣言する内容としてチイサアと感じました。もっと他に重要な決心の居る、覚悟が居る提言内容がありそうなものを。しかも何故2012年?それもこれから家電メーカーと相談するという思いつきに近い話を?更に、家庭の電球の扱い?まずは公的機関の自分のテリトリーから始める方が実現可能なはなしではないでしょうか?
 何も決められない、大したことも決められない、そんな日本がホスト国の立場で、大事な環境サミットの機会を得ても、「実がなくても名が残ればよい」という準備不足では、忙しい時間を割いて日本に来てもらう方々に申し訳ないと思います。
 この期に及んで「諸外国にはっきり言える提言がほしい」と、良く恥ずかしくもなく、言ってのけたのか。呆れるを通り越して、本当に心配です。
 本日の日経記事にもうひとつ、自民党の国会改革の話がありました。「中長期的な課題として、衆院の議員定数を現在の480から300に、参院を242から150に減らすことや衆院の中選挙区制復活なども議論すべきだ」というもの。
 この話は小泉前首相の時から「やるぞお、やるぞお」と言っていた話。にもかかわらず、こちらは2012年どころではありません。期限も明確にせずに、いつまで経っても「中長期的な課題」。やる気がないなら言わない。やると言うなら、いつまでにやるかを明確にすべきでしょう。
 議員年金もうやむや。まず「隗より始めよ」。議員さんの本気度を見せてください。国民は言ったことを忘れてはいません。