G7で金融危機に対する突っ込んだ話がされたはずなのに、具体策がないことに対して、とりあえずアジア時間はドル安、株安となりました。何も主導権を持たない外人頼みの地域なので、上昇した分を一気にはき出した形になったのは想定内だと思います(懐かしい表現です)。
 ロンドン、ニューヨーク時間でも同じように、ただ売られる展開になるのか、注目です。普通に考えれば、今週は注目される米大手金融機関の業績発表が控えていますので、敢えて買いを入れる材料も見つからず、ドル安・株安になりやすい環境だと思います。しかし、売る方はどうでしょうか?具体的な対策は出なかったものの、金融危機に対して具体的な話がなされたことは事実ですから、ただ単純にここから下げを期待して「売り」を仕掛けるにも勇気が必要だと考えます。
 今週は昨年の8月来市場を揺さぶったサブプライム問題に端を発した相場の、下値を確認する週になるのではないでしょうか?米金融機関の業績発表でサプライズがあった場合、欧米の政府、FRB、そして欧州中央銀行はどんな危機回避の対応を取ってくるのでしょうか?G7では、こうしたクラッシュ、危機への対応も話し合われたと想像します。G7後に何が変わるのかに注目したいと思います。