「それもありかな」とは思うけど、なんか納得いかないことってありませんか。今日、政府・自民党がかぜ・うがい薬・湿布薬・ビタミン剤など近所の薬屋で買えるような病院処方薬を医療機関が処方した場合、公的保険を適用せず、全額患者負担にすることを検討しているというニュースがありました。
 自分で「風邪かな。きっと医者に行っても、レントゲンを撮られて、注射を打ってもらうか、薬をもらう程度だろうな」と思って出かけて、長い時間待たされて、レントゲンを一瞬撮ってもらって、結果待ちに時間がかかり、半日つぶして、先生に呼ばれ、問診だけで「薬を出しておきますから」。「あー、やっぱり思った通り」。
 それでも、市販の薬よりも病院の薬の方が効くように思うし、保険が効いて安いし、もしかしたら思っても見ない病気が見つかるかもと病院に通うのです。確かに保険が効いて安いという点は見逃せないポイントでしたが、お医者さんからもらうアドバイスまでに費やす「無駄にする時間」、「待った挙げ句のアドバイスの質」を考えると、市販の薬よりも安く感じられなければ、わざわざ医者にかかる意味が薄いと考えるのは私だけでしょうか。
 何気ない言い回しで「そうだったのか」と納得させられ、プロを感じさせてくれる先生に出会うと「この先生は頼りにしていいかも」と頼もしく思うこともあります。近所の薬屋で直接買うよりも、やっぱり医者について説明を聞いた方が安心だと思える医療サービスが受けられるのであれば、気持ちよく全額負担で構いません。もしかしたら、政府・自民党の先生方は「医者に期待しすぎ。風邪は薬局で直しなさい」と言いたいのでしょうか。