「この時期にそもそも必要なのか」という声がある中で断行された内閣改造。何もやらない、何もできない前内閣ではありましたが、さすがに内閣改造した直後には、いろいろな景気対策案や先送りされた事案に対する今後の取り組みなど、具体的な議論が行われる可能性が、新内閣には期待できるかもしれません。
 「何もなかっただろう。何も期待できない」ところから、「もしや・・」というかすかな希望が起こることは日本の景気や株式に対してマイナス材料ではないでしょう。福田総理自ら称したように「崖っぷち内閣」。大抵の有権者は、この内閣改造で大きく変わることはない、変わらないと期待していません。そして、「あーやっぱりだめかあ」と感じるときがすぐに来ると思っています。
 これはある意味、スタートとしては救いだと思います。もしそうであっても、後は解散総選挙に向けての期待で盛り上がるでしょうし、そうではなく「意外にやってくれるかも」というムードになればサプライズで好材料に転化するかもしれません。期待せずに、今後を見ていきたいと思います。
しかし、確実に昨年のサブプライムショックからの日柄整理は進んでいます。今週から区切りの北京五輪も開催されます。こちらもスタートは盛り下がっていますが・・。相場のどん底はそもそも盛り上がりにかけるのが普通です。「まだ下がるのか」とみんなが関心を持っているうちは相場は反転しません。誰もが相場の行方に関心を持たなくなって、いつの間にかしっかりしてくるのが相場です。
今まさに、「買っている人つまらない」、「売っている人つまらない」、退屈な相場が続いています。