三菱東京UFJ銀行が過去最大の額である1700億円の個人向け社債を発行することになりました。今年の2月にも個人向け社債を発行していましたが、このときは200億円で、3年利率1%の条件でした。今回は最長8年で発行3年経過後は三菱東京UFJ銀行の判断で早期償還も可能という条件付で、利率は2%から3%の間で決まるそうです。
 シティグループの3年2.66%の個人向け社債以降、次に個人向け社債を発行してくるところ、そして条件に注目していました。この国内の発行体ではピカピカ銘柄の三菱東京UFJ銀行の発行条件が、条件付とはいえ2%以上の利率になったわけです。これにより、当面は個人向けに社債を発行するのであれば、最低利率2%は投資家として期待して良さそうだという目安が立ちました。
 私は個人投資家の直感は鋭いといつも思っています。今回の個人向け社債の発行額は当初1000億円を予定していたのが、個人の需要予測を取ると個人の買い意欲が強いため1700億円に増額したとのこと。誰が勧めることもなく、直感で「三菱東京UFJ銀行 利率2%以上」=OKとなったのでしょう。2%と3%のどこで落ち着くのかにもよりますが、個人的には検討の価値ありだと思います。個人投資家のこうした鋭い直感を惑わしているのは誰なんでしょうかねえ?情報に惑わされて、情報に振り回されている人を作り出している元凶は一体何なのでしょうか?
 いずれにしても、確定利回りで、ちょっと高めの運用をしたい人にとっては、今後も楽しみな投資対象が増えてくると思いますので、ご注目を。