年金資金を運用するプロは、他と実績を常に比較されて評価を受けますのでかわいそうですね。年金運用のプロの人たちは、分散投資の一環で商品への投資に取り組まざるを得ないと考えているんだけど、如何せん、商品相場の水準は一時よりも安くなったとはいえ、依然として割高な水準。したがって、商品へ投資するならインデックス(パッシブ)運用よりも、運用者の裁量でリスクを増減させるアクティブ運用の方が、万一の下落相場になった際のやられ方が小さく済むのではないかと期待し、選択に迷っているそうです。
 先が読めないからと、分散投資に過剰な期待をして痛い目にあった経験が活きていませんね。「だったら無理してやること無いじゃん」って、何故どーんと構えていられないのでしょうか?分散投資の対象として、「商品への割合を増やす」ことに悩むほど現在の環境は、中長期の運用実績を期待された年金運用にとって、商品の水準は魅力的なものなのでしょうか?
 ただ単に、「今まで何故商品投資を選択肢として考えてこなかったんだ。海外ではこんなに実績が上がっているのに・・・。プロとしていかがなものか」という結果論での非難に応えようとするものなら情けない。「いずれ割安になる場面があるでしょう。その時にはもちろん、中長期の分散投資の対象として検討します」でいいじゃないですか?先は長いのですから。
 一応「前向きな対応」のそぶりを見せる。そんなフリ、いらないですね。