日々の資金繰りに困り、こんなにも株安・円高の先行きに不安な人があふれていて、しかも世界中が自国の国益のために議論していこうという最中に、政治家当人たちしか関心がない選挙を強行して、政治空白期間をいたずらに作ってしまうことに危機感を持たない人たち。
 そんな人たちが、選挙後に新しい顔ぶれを整え国会を開いても、何が、どう変わるのでしょうか?どう変えられるのでしょうか?今課題解決に対応できない人たちに、選挙後はうって変わり、迅速なスーパーマンの働きが期待できるようには思えません。ここは実務家として、政治家の腕を見せてください。民主党がいたずらに審議拒否をして国会をだらだらと停滞させるようであれば、民主党への期待も過去のものとなるでしょう。腹を据えて、弱者のセーフティネットの整備、金融の目詰まり解消のための障害を撤去し、健全な債務者への貸し渋り・貸しはがしをなくし、投資家から奪い取った投資意欲の回復を図るために環境の安定化に努めてください。やるべきこと、やらなければならないことが山ほどあります。目の前に救急患者が来ているのに、いつ出来るかも定かでない「設備の整った病院建設」の会議をしようと議場に向かっているような、時間軸のずれを感じます。
 「現金でそのままにしておくのはもったいないから投資に回そう」と声掛けする人がいます。「何が不安か。どの程度の不安か。時間が解決してくれる不安か」が見えてこない状態を放っておいて、声掛けされても、投資家が動くわけがありません。この人たちは「実際投資をしたことがない人」、「投資している人に配慮ができない人」なんだなあと残念を通り越して、不愉快になります。