専門家の多くは「相場はまだ安心できるものではない」と言います。私も、年内は少なくても山あり谷ありだと思っています。つまり良いときも期待しています。
昨日の夕方、新宿の街を歩いていると長蛇の列。みずほ銀行を取り巻く列がありました。「何かなあ?」と眺めると、外貨との交換を待つ列でした。今の内に、円から外貨に換えておいて海外旅行の買い物に備えようということなのでしょうか?ふだんは為替相場に関心がなさそうな男女の方が多かったと思います。やはり直感で「外貨は安い。円は高い」と感じたのでしょう。
 思い出しますねえ。90年のちょうど今頃、「ワイド」という確定金利商品が年9.604%という高金利で募集された時のことを。当時機関投資家は「金利はもっと上がる」と金利上昇におびえていたのに、個人はこのワイドを買うために、朝早くから店頭に押しかけ、取り付け騒ぎのような異常な雰囲気でした。このとき個人は直感で「ワイドの金利は高くてお得」と思いました。結果は大正解でした。その後は金利は下がり続け、ついにはゼロ金利状態に入ったわけですから。
 円高還元セール。日本人が強い円を活かして、いいものを安く買う。非常に合理的な考え方ですよね。現在の円高水準を覚えておきましょう。半年後、1年後、どんな水準になっているのでしょうか?もっと円高?変わらず?それとも円安?
 円高は悪いことばかりではありません。円高を活かす時期にあると考えたいものです。