非常に地味な話で、興味を持っている人のほうが圧倒的に少ない関心事なのですが。
何度かこのブログでも紹介していますが、信用収縮のこの困難な時代だからこそ、確定利回り運用を考えている投資家にとってはチャンスがあります。「債券投資が面白い」時期に入ります。
 私は金融危機懸念が高まった夏以降、「これからは社債、サムライ債の金利に注目してください」と回りの方に声をかけてきました。リーマンショック後、社債やサムライ債の発行は事実上ストップしましたが、必ず相場が落ち着いてきたら、資金調達に困った企業は個人のお金に期待をかけるし、個人も「企業を選べば、金利の高い社債であれば投資しても良い」というニーズが合致して、個人向け社債やサムライ債が発行されると思っていました。
 まずは、国債の信用力に近い企業の発行から始まり、順次「個人」受けしやすい企業の発行が増えてくるでしょう。本日の日経には、リーマンショック後の初めての発行が「三菱商事」で期間3年の社債だという紹介記事がありました。
この条件は今月27日に決定し、12月から募集される予定ですが、この条件の内容と、そしてこの社債の売れ行きが気になりますねえ。この社債の募集が好調であれば、来年の3月に向けて発行する企業が増え、個人の選択肢が広がるでしょう。しかし、これがスカで低調で終われば、次の発行が出づらくなります。そういう意味では失敗の許されない社債募集になりますので、どんな条件で募集を仕掛けてくるのか、注目している次第です。大方の人には関心のないことかも知れませんが・・・。