今回の金融危機と言われる困難な時期は、個々の日本人にとって、企業にとって厳しい環境になっていることは間違いありませんが、円の独歩高、世界同時株安、資源価格の急落は日本として、投資余力のある日本人投資家にとって、チャンスであることは間違いないと考えます。
 我々日本人は円安が進行したときに、なんと惨めな状況を経験したのでしょうか?円の価値が低くなり、日本のステータスが落ち、「金さえあればなんでも手に入る」という考え方が間違っていたという、「買い負け」が至る所に起きました。
「マグロが買えない」、「タコが買えない」、「エビが買えない」。ブランド品は日本人仕様のB級品を用意される。「石油、ガスなどの資源は必要量を回してもらえない」。
 現在の世界同時不況では通貨安で製品価格が安くなっても相手国に余裕が無く、製品が売れません。むしろ今は、海外のものを円が強くなったことで「良いものを安く買い付けるチャンス」を日本は、日本人は活かすべき時期だと思います。
現在の円の価値は永遠ではなく、たまたまの幸運と考えた方がよいでしょう。
 にもかかわらず、こんな絶好のチャンス、好条件が揃った日本の評価が未だに低い。海外から見れば、「今日本の立場だったら、こんなアピールをするのにもったいない」と見ている人が多いと思います。この間のG20にしろ、APEC会議にしても、相変わらず影が薄い。