最近は、「景気は悪くなるかも」という状態から、実体経済の悪化を示す数字がぞろぞろと表面化してきました。金融危機の段階から経済危機の段階に入った模様です。
こうなってくると、金融危機で将来を不安に思った事態と、実際に発生してきた事態との比較で、「あーやっぱりこんなに悪いのか」と感じる人、「意外と大きな影響にはまだなっていない」と感じる人、「思っていた以上にひどい」と感じる人、さまざまな反応だと思います。加えて、その集合体であるムード、センチメントがどう流れるのかで、相場が不安定になったり、膠着状態に入ったりします。
 最近の相場コメントは、「こんなにひどい指数が出たのに株価が下がらなかったということは、すでに織り込まれていたということでしょうかねえ」など、相場の結果を見た上でのコメントが増えてきました。
 現在の水準は、「そもそも根拠がある水準にはない」ということではないでしょうか?
根拠を持って、現在の水準が「割安だ、割高だ、妥当だ」と言える人が誰もいない。
「売られれば下がるんじゃないの」、「買われれば上がるんじゃないの」。
これから年末に向けて、ますます参加者が減ってきます。くれぐれも、相場を追っていかないように。買えるチャンスはこれからもあります。売れるチャンスもあります。高値で買わず。安値で売らず。私はこのスタンスで2008年を閉じたいと考えています。