今日私が注目したのは、日経新聞の「オリックスへかんぽの宿譲渡 鳩山総務相、中止求める」という記事でした。日本郵政が宿泊・保養施設「かんぽの宿」70施設をオリックスへの一括譲渡を決めたことについて、買い受けたオリックスの会長である宮内氏が「民営化の議論にタッチした」ことを問題視して中止を強く求めたとのこと。
 日本郵政は昨年春、一括売却の方針を決め、売却先を公募し、従業員の雇用確保などを条件に候補を絞り込みオリックスに決めたらしい。
 鳩山大臣は、「かんぽの宿」の売却を中止させて、その後どうするつもりなのか?オリックス以外で条件を満たす買い手は存在するのか?この先、まだまだ実体経済が悪くなると見る人が多い中で、待てばもっと好条件が見込めるという何か根拠を持ち合わせているのか?
麻生首相も、その他大臣も、場当たり的な居酒屋発言が多すぎるのではないでしょうか。
 今は資金が円滑に世の中全体に回るためにはどんな方策があるのかを八方手を尽くしてやってみようという緊急事態なはず。もしオリックスの条件が不当に割安だと思う輩が増えれば、他にも割安な不動産物件はないのかと物色する人が出てくるでしょう。せっかくの物色の目を育てられる機会であるかも知れないのに、唐突に中止を求めてよかったのか。
 鳩山総務相の反対理由のひとつが、「選定過程が透明でない」ということらしいが、逆に質問したい。「大臣はどういう過程で、この事案をけしからんと思ったのか」。自分で問題意識を持ったのか、それとも、誰か他の人の意見でそう思ったのか。どちらなのでしょうか?なんか、人の意見のような印象を私は受けましたが。
 相場は株高、ドル高が続いています。日経平均株価は9300円、豪ドルは68円台に乗せましたね。上値はどこまであるのかを楽しみに見ています。そして、いずれくる下方局面ではどこで下値を固めることになるのかも楽しみですね。「ここまで行ったら行き過ぎ、スピード違反」という、上限、下限の目安をつけて、今後の動きを想像することが大事だと考えます。
上限では買わない、下限では売らない。この1年、チャンスは何度もあると思います。