期待が高いのはやっかいです。期待以上の結果が出ないとブーイング。勝手に失望感が広がります。「そんなウルトラC、ウルトラEなどない」と思っていたのに。売りたい強気は長続きしません。
金価格が2日間で50ドルの棒上げをして950ドル手前まで急伸する動きを見ても、世の中に「確かなもの」不在になっていて、「ドルダメ」「ユーロダメ」と相場の根無し草の状況が現れています。
 上場企業の3社に1社が減配か無配に。業績でみれば、もっと割合が大きくても不思議でないのに、企業は「株価が下がった分のいくらかの足しに」と定額給付金のように頑張って配当するとのこと。
 配当と同じように考えられていた株主優待について、企業はどう考えていくのでしょうか?
配当政策は株主との協議が必要ですが、株主優待は企業が勝手に決めてよいサービスです。
こちらも配当と同じように極力維持していくように頑張るのでしょうか?
株主優待の内容を株式投資を行う動機付けのポイントにされてきた投資家が多いようですが、今後の成り行きに注目です。
個人的には、株主優待は「派遣切り」と同じで、配当は簡単に減配・無配にはできないけど、株主優待は企業の勝手で切れるものという位置づけで捉えています。したがって、株主優待を中止に出来るものならしたいと考えている企業は多いと思います。
 すぐには値上がりが期待できない相場がこれからも続きますから、「今が投資のチャンス」とは言えませんが、元気のない相場だからこそ、為替相場も株式相場も拾いものがあるときなので注目していただきたいと思います。