日経平均株価は8000円台に戻り、「どこまでの戻りが妥当なのかな」とこれまで売っていた人、そして上昇したら売ろうと考えていた人は様子見に入り株価が下がりにくくなってきました。上昇の第一ロケット。
これからの株価の上昇は「日本株は売り」を信じ込んで短期的な底割れを期待していた投機家の気力をくじき、「いつ投げて決着をつけるか」、「逆に買ってみようか」という第二ロケットに着火するかが注目です。
 私はこの株高の継続は「円高の底打ち」、「円の独歩高の修正」が前提条件だと考えていますので、ここの急変がなければ株高は支えられて、第二ロケットへの着火は十分可能性があると想定しています。日経平均株価で言えば、8400円、そして9000円手前までの戻りは今月中にあってもおかしくないのではないでしょうか。
 現在の株価、為替の位置に根拠があるわけではなく、売られすぎた水準の戻りはムードの転換で容易に起こり、底値から2割〜3割の上昇があっという間になされても不思議ではありません。
ただし、この上昇も根拠、背景がまだ脆弱であるため、相場に強気になるのも注意したいところです。今のうちに、自分なりの「戻りの目標」に目安をつけておいた方がよいと思います。
 ところで、本日日経に「資金避難ファンドなど安定運用の投信相次ぐ」という記事があり、国内債券の組入を高めた投資信託が注目されているという記事がありました。
このブログでも取り上げていますように、国内債券は近年希に見る投資家にとって良い投資機会を迎えてはいます。しかし、それをあえて信託報酬を支払う投資信託で組み入れる意味があるとは思えません。資金避難を目的にするなら、MRF・MMFでいいじゃないですか。
 資金避難ファンドなんて新たに買う必要はなく、目標目安まで届いた投資対象はいったん売却してMRF・MMFでプールしておき、たくさんある投資対象の中から、自分のわかりやすい投資対象で確実に利益を期待できる割安なものを、自分のタイミングで行うやりかたをお勧めします。
 資金避難ファンドのように、限られたその中でしか投資選択ができない器に大事な資金を預けるのはもったいないと私は思います。