案ずるより産むが易し。先日、「今週末に開催予定のセミナー内容をどんな構成にしようか」と頭を悩ませているとブログに書いたところ、励ましの言葉としていただいたものです。その節はありがとうございました。
 今週は、日銀がゼロ金利解除に踏み切り公定歩合0.1%を引き上げるかどうかに注目が集まっています。個人的には当たり前のようにタンタンと公定歩合を0.25%に引き上げてゼロ金利を解除すると想定していますし、それは市場を安定させる結果につながると考えています。
 しかし「こんな不安定な株式環境で日銀がゼロ金利解除してしまったら、市場は動揺し、株価は下がり金利は上昇し大変なことになる」と市場が荒れてしまうと、日銀はそれを押し切ってゼロ金利解除には踏み切れず、先送りにせざるを得ません。これは残念な結果と言えるでしょう。
 今回先送りしても次回また同じ懸念が生じ、市場の雲はいっこうに晴れることはありません。量的金融緩和政策とゼロ金利解除はワンセットで完成です。日銀は景気の腰を折ってまで金利を引き上げようと考えてはいません。景気実体に合わせて、徐々に金利を引き上げる米国型を目指しているのだと思います。したがって今回ゼロ金利解除となれば、金利が急騰する悪材料はなくなります。もしそんなことがあれば日銀は長期金利の上昇を抑えようとするでしょう。
 「ゼロ金利解除がいつされるのか」とビクビク相場を眺めるよりも、ゼロ金利解除が受け入れられる余裕があるときに済ませた方が市場には好材料であり、今回はその機会として私は適当だと思います。