とりあえずクライスラーが法的整理を活用した経営再建をめざします。現段階では、クライスラーの債務に対しての合意が図れただけであり、今後まだまだ利害関係者の間には問題が山積していますが、まず一山越えたのは一筋の光明ですね。これで、GM問題のモデルケースはできましたし、GM債務者も、ごねて先延ばしにする道は断たれました。決着に向けた場に立たざるを得ません。
 最近、電話を頂くたびに、「この方は買いたくてウズウズしているな」とわかる方が増えてきています。「買っちゃったけど、前川さん、どう思う?」と、いつ電話がかかってくるのかなあと思う人の数が明らかに増えているのです。
でも、買っていない。
 そういう人の大半は、「これまで安くなったら買おう」と考えていた人、もっと安いところで買おうといったん売却した人です。
そこに「これまであまり関心はなかったけど、営業マンの方から勧められたから買ってみた」という人が増えてきたら、相場がはねる場面があると思います。
これまた最近増えてきています。「最近、営業マンからこんなものを勧められたんだけどどう思う?」と相談者から聞かれることが・・・。
投資家のほとんどはまだ動いていないとは思うのですが、おそらく一部の方は動いていて、その人たちに成果が上がりだしたのだと思います。その動きを察知した、鼻の利く営業マンが動き出し、そしてその営業マンにも成果が出始めたのではないでしょうか。
少しずつですが、顧客が動き出したのに、意を強くした営業マンが動き出した。
そんな気がします。
 こういうジワッとした動きで相場が底固く、ジリジリ上昇してくると、先ほどの「気になっているけどまだ買っていない人たち」が、堪らず参加してきます。
個人的には、ここまで待っていた人は一山が終わってから参加した方がよいと思いますが、一度買いたい気持ちが沸くとなかなか買ってみるまで収まらないですね。
 連休明け、営業マンの誘導で、どれだけの投資家が参加してくるのか。そして、これまで我慢をしてきた投資家が次の押し目を待ちきれずに参加してしまう機会が出てくるのか。
「買っちゃったんだけど、どう?」という人の声はまだ少ないので、「もう大分高い水準じゃないか」という一般論とは、私は違う感触を持っています。
「まだ買いたい人は買っていない。買えていない」