投資信託を売ろうとしたら、「投信信託は分散投資されていて、目先の基準価額の上下に一喜一憂せず長期で考えてもらえませんか」と担当者から止められたことはありませんか?
 「投資信託はプロが運用し、分散投資を効かせた優れものの金融商品。長期投資で臨むもの」という過剰な意識があると思います。
 私にとって投資信託は「人に運用を任せる」手段であり、そこに投資信託だから短期で売ってはダメなものという考えの押しつけは無理があると思います。
もし日本株式だけで運用する投資信託なら、自分で株式投資をするのと同様に、高いところでは売って利益を確定するべきだと思います。また投資信託はタイミングを選ぶ必要はないと、割高だと思う日本株式の水準であっても投資していいというのもおかしな話しです。
 つまり大事なことは、投資信託であるか、そうでないか、ではなく、「何に投資しているか」ということだと私は考えています。
いまだに、「私が投資した投資信託はいつ売ったらよいのでしょうか?」という質問が絶えません。
やはり買えば、いずれ売るときがくるわけですから、販売する側は「投資信託ですから、長く持っていただいていいものなんですよ」と繰り返すだけではなく、投資したときに、合わせて「どういう状況になったら、売却して現金に換える機会として適当なのか」も説明すべきでしょう。
販売金融機関が本気で「投資信託は投資したら、原則はそのまま保有し続けるもの」と考えているのなら別ですが・・・。私はそう思いませんが。
 2月、3月に設定された投資信託の中には、短期間で20〜40%利益がでているものがありますね。大きく上昇したということは、時変われば大きく下落する可能性がある投資信託であるという見方も大事です。利益を確定するか、そのまま過ごすかは、直接投資したときと同様に検討しておいたほうがよいと思います。