めっきり市場心理は弱気に転じてしまい、
「しばらくはダメかも・・・」
「このまま、中央銀行から金融緩和策のアクションがなければ、相場の底割れも・・・」
「リスクオンからリスクオフへ、再び、資金は安全資産探しに向かい、リスク資産は売られるゥ・・・」
などなど、今にも相場は泣き出しそうな様子。
泣き出されては、始末に負えなくなり、相場をなだめるのにえらく苦労することは目に見えているので、政府・中央銀行は、その前に「心配ないから・・」というメッセージを示すタイミングを図っていると見るのが自然なように思います。
株安・円高で振り出しに戻され、「何も変わっていないよ」という中央銀行のありがたいお言葉を早く耳にしたい市場。
対症療法で、とても長続きするやり方ではありませんが、景気回復の道がつくまで中央銀行が「大丈夫だよ」と市場を励ますしか、当面の手立てはありません。
余力があり、投資の実行に悩んでいる人は、確実に安いと考える対象を買ってしばらく忘れるスタンスで検討してよい時期だと思います。