考え方

今月の視点

今月の視点 2025年11月

「悪い金利上昇」で1ドル160円に向かうか?2025年秋現在、世界の金融市場はかつてないほど不確実性に満ちています。地政学的緊張や主要国の政策転換が重なる中、日本では、政局の混乱、財政の迷走、そして海外市場からの信認低下が重なり、株価・金利...
今月の視点

今月の視点 2025年10月

ドル離れの今、米国債への投資を再検討最近、「ドル離れが進んでいる」「米国債はリスクが高い」と懸念する声を耳にするようになりました。トランプ政権発足以降、米国は同盟国との信頼関係よりもディール(取引)を重視する姿勢を強めており、従来の同盟国で...
今月の視点

今月の視点 2025年9月

個人向け国債変動10年か、新窓販国債10年か国債市場はすでに金利上昇局面に入り、10年債は1.6%台、3年債も約1%まで上昇しています。日銀が次の会合で利上げする観測が強まる中、金利がさらに上昇するのか、それとも急騰の反動で一時的に落ち着く...
今月の視点

今月の視点 2025年8月

国内金利の上昇は日本に対する信認の揺らぎ●国債が敬遠されて株式・不動産が買われている2025年7月、日米間の関税交渉が一定の進展を見せ、今後、両国の経済関係が落ち着くならば、日銀が利上げを再開し、円高ドル安に向かうとの見方が広がっています。...
今月の視点

今月の視点 2025年7月

NISAで国内外債券の直接投資を可能にすべき近年、金融市場は低金利環境から金利がある世界へと移行し、個人投資家の関心にも変化が見られます。特に、高利回り債券に注目し、定期的かつ安定収入を求める投資家が増えていることを踏まえると、NISAの投...
今月の視点

今月の視点 2025年6月

国内長期金利上昇がもたらす影響と今後の展望日本の長期金利は上昇基調にあり、超長期とされる20年以上の債券で特に30年国債の利回りが3%に達するなど、これまで長く続いた低金利環境からの転換局面を迎えています。今後の国内金利の動きについて考えて...
今月の視点

今月の視点 2025年5月

米国国債は個人にとって魅力的な投資対象●米国からの資金流出に危機感トランプ政権が掲げた「アメリカ第一主義」の政策は、関税引き上げを中心に展開され、米国製造業の復活と国際競争力の強化を目指しています。しかし、この政策は市場に大きな混乱をもたら...
今月の視点

今月の視点 2025年4月

不確実性が高まる株式相場に向き合うコツ最近、メディアがマーケット動向を解説する際、「不確実性が高まっている」とコメントすることが増えています。将来の出来事や結果を予測することが難しくなっているためです。この不確実性への懸念から、「米国株1強...
今月の視点

今月の視点 2025年3月

2025年は預金獲得競争の激化が予想される国債利回りは3%が均衡点か日銀は、政策金利(無担保コールレート翌日物)の誘導目標を2024年7月に0.25%程度、さらに2025年1月には0.5%程度に引き上げました。2024年7月の利上げ後、円安...
セミナー

母校の同窓会主催の勉強会でお話しすることになりました!!

縁をもらって母校(都立白鴎高校)の同窓会主催の勉強会で同窓生を対象に話をすることになりました。通常の投資セミナーとは少し趣を変えて、今回の勉強会で聞いた話しをきっかけに、「うちの場合、どう思う?」と親子が話し合う、夫婦で話し合う機会になれば...
今月の視点

今月の視点 2025年2月

日銀が利上げを決定する絶好のタイミングだった●追加利上げに踏み切った日銀日銀は、1月24日に開かれた金融政策決定会合で、マーケットの予想通り、政策金利を0.5%に引き上げました。これは17年ぶりの高さです。年初の段階では1月の利上げを予想す...
今月の視点

今月の視点 2025年1月

トランプ・ショックに身構え準備するFRB注目されていた12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米連邦準備制度理事会(FRB)は3会合連続の利下げを決定しました。一方、日本銀行は、3会合連続で政策金利の据え置きを決めました。米国が0.25...
今月の視点

今月の視点 2024年12月

2025年、為替は1ドル200円もあり得る2024年11月5日の米大統領選でトランプ前大統領の優勢が伝わると、ドル円為替は1ドル151円台から156円台まで円安・ドル高が進みました。トランプ次期大統領が掲げる政策が、米国にインフレを再燃させ...
今月の視点

今月の視点 2024年11月

米ドル以外で通貨分散したい人にお勧め期間10年の米国債利回りは、米国の政策金利が11月、12月に大幅に引き下げられること先読みする形で、一時、3.6%程度まで急低下しました。最近では4.2%台に急上昇し、政策金利を0.5%引き下げる前の、7...
今月の視点

今月の視点 2024年10月

「資産価値を守る」を優先する投資環境になる9月27日夕方、自民党の新総裁に石破茂氏が選出されると、1ドル146円台半ばだったドル円相場は142円台まで円高ドル安に、日経平均先物の夜間取引では、日中の終値から2千円超と大幅に下落しました。こう...
今月の視点

2024年10月17日生活設計塾クルーセミナーの告知です!!

2024年10月17日生活設計塾クルーセミナーの告知です毎年恒例の生活設計塾クルー主催セミナーで私の順番が来ました。日時:2024年10月17日㈭19時参加費用 1100円タイトル「知っておきたい債券投資の魅力~投資で失敗して後悔しないため...
今月の視点

今月の視点 2024年9月

20年安心して保有できる、だから選ぶ米国国債●金利低下で米国国債の妙味は?パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は、8月23日のジャクソンホール会議の講演で、「政策を調整すべき時が来た」と述べ、2022年7月に5.25%~5.5%に引き...
今月の視点

結果論からNISAの制度を否定する人から何を学べるのか??

昨日、日経平均株価が4451円下落し、本日は3217円上昇しました。7月11日につけた高値42,426円から8月5日に付けた安値31,156円までの下落幅は11,270円。26%の下落率になりました。この間、ドルは1ドル162円から141円...
今月の視点

今月の視点 2024年8月

このレポートは2024年7月30日に書いたものです。その後、株価は大きく下げ、円高・ドル安が進み、米国10年国債の利回りが急低下しました。以下がその内容です。米国景気は本当にソフト・ランディングするのか7月10日に1ドル162円程度だったド...
取材

日経新聞 8月10日付け「マネーのまなび」の取材を受けました

BSテレビ東京の「マネーのまなび」の番組出演に続き、今度は日経新聞土曜日朝刊の「マネーのまなび」というコラムで債券投資について取材を受けました。内容としては、今回も「預金よりもマシな運用はないのか」の悩みには「個人向け国債 変動金利10年」...