「こんなうまい話がある」という人に売ってしまう怖さ!!

こんなうまい話があるんだけど、信じていいかなあ?そんな話が、よりによって関心がない人に回ってくるはずがありません。 うまい話にはそれなりに飲み込まなければならないリスクがあるはずで、そこらへんを考え合わせると、ほとんどがうまい話ではないことがわかります。 しかし、何度聞いても、何度聞いても「うまい話」にしか聞こえない話もあったりします。その際は、疑った方がいいでしょう。本当は伝えなければならないことを隠しているか、詐欺商品である可能性が高いです。触らぬ神に祟りなし。まずは一度冷静になって見送り様子をみましょう。 これは投資家にとっての心がけですが、販売する側にとってはどうでしょう? 法律は弱者保護、投資家保護が厳格になっています。「うまい話」としか理解できていない人に売りつけた後、「そんな売り方をしたら誤解して当然だ」と後になって問題になると、販売した金融機関はもちろん販売した担当者にとっても、散々な非難を受けることが有り得る世の中になったと、販売側は覚悟が必要です。今は良くても将来の評価で許されなくなるかもしれない怖さがあります。 販売する金融機関にとって望む投資家像は、なんでもハイハイと購入してくれる投資家ではなく、文句を言いながらも自己責任で判断して購入してくれる投資家だと言えます。 販売する金融機関はそんな投資家を大事にしていますか?そういう投資家を大事にしていない金融機関、「面倒臭いな〜」と考えてしまう金融機関は、投資部門で頼りにされる金融機関にはなれないでしょうし、いずれ投資家から痛いしっぺ返しを受けることになると思います。