本日、朝一のテレビ東京「モーニングサテライト」で、「本日開かれる日銀の政策決定会合では特に政策変更はない模様」と伝えていました。いつもなら、ここまではっきりとした見通しをこの段階で伝えることは珍しいので、報道に違和感を覚えました。
金融緩和策を期待する向きが多いので、早めに内容を示唆しショックを和らげたいとするリーク?
個人的には
?安住新財務大臣が「G7では行き過ぎた円高は世界経済に決して良い影響を及ぼさない」と日本の経済に対する円高の窮状を訴えると強調している
?連日の株安で、日銀はETFの市場買付を継続している
?現在の環境に至っては財務省だけの対応では市場には全くのインパクト、影響力はないので、対応には日銀一体で臨むことが第一前提であること
を考慮に入れると、日銀がこの転換期に「何もしない」という状況はあり得ないと考えています。
したがって、本日の報道に強い違和感を覚えました。
私は、景気低迷打破に向けて、なにがしかの強いメッセージが日銀から発せられると考えています。