日本株式相場は上値の目安よりも下値が気になる!!

 中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を昨年12月に引き続き、0.5%引き下げました。中国景気が減速傾向にあり、このままでは雇用を守る実質GDP成長率8%の維持は難しくなるから、きっと金融緩和を行い景気を刺激してくると期待が高まる中で行われました。ある意味、想定内。

 ギリシャの当面の債務問題も乗り越える。欧州中央銀行、米国FRBは引き続き、大量の資金供給を続ける。これも想定内。
 来週は日本株相場は上値を試す展開。円安進行もあり得る・・・・
 日経平均株価で9,500円台回復を目指す
 「ここからどこまで株価が進むのか」というよりも、下値がどこまであるのかが気になっています。
大きく上昇する相場展開よりも、下値が固く、大きく突っ込んで下げる場面があっても、すぐに株価が回復してくる展開を期待したいですね。そうであれば、この上昇基調は短命で終わらず、しばらく楽しめるからです。
 逆に言えば、ここから大きく上昇する相場展開や大きく下げてしまい、その後の戻りが鈍い相場展開になるなら、いったんの小休止に入ると思います。個人的には、前者の相場展開を期待し、想定しています。