日本株式相場、目先を狙った投資家が売りに動くか、買いで動くか??

 日本株式相場は今年の前半を占う大事な時期にあると思います。「安いところでは買い」と考えていた投資家は多いと思いますから大きく下げる展開にはならないと想定しますが、その人たちが「すぐに利益確定しておいたほうがいい」と大きく儲けることをあきらめて売りを前提にした人ばかりだと

「上値が重い、あれれ」相場にムードが傾く可能性があるのではないでしょうか?


 株価2万円と威勢よく唱えている専門家も、多くの人はこの春までに上昇するとは言ってはおらず、相場が停滞したら、「目先は重い展開が続く」と威勢のいい言葉をいったん引っ込めてもおかしくありません。


 ムードで上がった相場ですから、この水準からでも大きな値上がりが期待できると確信があるムードを作っていく銘柄でない限りは、深追いはせず、高値をつかまないと意識して取り組んだほうがいいでしょう。


2014年の日本株式上昇には成長戦略の実行なしではあり得ません。その実行に進展がない状態で、株価だけが期待先行で上昇する時間がそれほど続くとは私には思えないのですが・・・・。