昨日は21年ぶりの上げ幅1343円上昇した日経平均株価でしたが、本日は470円安の18299円で引けました。特段、材料がない中での乱高下は、相場の参加者が少なく、一方方向に動いた結果。買い戻しで上がり、戻り売りで下がるの繰り返しで、相場の質が悪く、ますます、換金性を大事にする投資家は株式市場への参加に慎重なっているように思います。
2万円の上値の重さが再確認される展開ではないでしょうか。安保法案で高まった安倍政権への不信感を、またぞろ、「経済最優先」「アベノミクス第2ステージ」となんとか看板替えを急いでいますが、そう簡単には、これまで裏切られてきた口だけの公約の今後に期待の灯を再びともすことはむずかしいのではないでしょうか。
投資家から「何も変わらない」と見切りをつけられるまでの猶予はほとんどないと個人的には思います。
FRBによる政策金利の引き上げは、引き上げ後も緩和基調は引き続き保つようにすると宣言して9月に行う可能性は残されているとは思いますが、市場の混乱を招いてしまったときに今後のFRBの動きが制約されるのは本意ではないので、「今回は、一応、みんな意見に耳を貸したが、米国にも国益がある。各国も自助努力が必要だ」と今月は見送り、10月に引き上げるための準備を万全にしていくのではないでしょうか。
さて、以前、ご案内しました生活設計塾クルー主催のセミナーまで、あと1週間と迫ってきました。
来週16日昼の部14時からと、17日夜の部18時半からの2回です。
ちょうどFRBの政策金利を引き上げるのか、見送るのかの日程にあり、なぜ、そんな日にセミナーを開催するのかという投資家のおしかりを受けるかも知れませんが、そういう日だからこそ、思い出深い日にしたいと思います。是非、ご都合のつく方はご参加ください。
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