最近の円安傾向で新規に外貨投資を行うには、つまらない日々が続いておりましたが、ここに来て長期金利が少し上昇してきました。たとえば米国10年国債利回りは、12月初めの4.4%が昨日は4.7%程度、2ヶ月前の水準まで戻ってきています。
個人的には4.75〜5%目標、5%を超えると魅力という、水準のイメージを持っています。
来年は米国景気減速を背景に政策金利を早々に引き下げるという見方が多いですが、これだけ株式が堅調で、一時よりも原油価格も落ち着いている、心配された不動産物件価格も底割れするほどの下落リスクもない、となれば、金利引き上げを再開することはないにしても、「次回金利をいじるとすればむしろ引き上げ」と「市場の金利引き下げ期待」が否定される機会が春先までにあるのではないかと思っています(果たしてそうなるでしょうか?私の浅い考えです)。
そうなると、現在の短期金利のシンボルである政策金利FFレート5.25%の水準が意識され、私が魅力と考えている米国10年国債利回り5%以上が十分あり得ると考えています。
円高に振れた場面ではこつこつと外貨を押さえ、5%以上の金利を狙う私の方針は来年も変わりません。