上昇から下落基調の相場に変化。2019年は将来大きな成果を生む「種まきの時期」

いよいよ2018年も終わりに近づいてきました。
今年は特に早く過ぎたような感じがします。
2018年は戌年。戌は「茂る」と「滅びる」の語源だそうです。
草木が茂る、草木が枯れる。
草木が茂っているときこそ、無駄に伸びた枝葉を切っておかないと
成長できない。ここでの行い次第で良くも悪くもなる年だったようです。
今年の年初は世界同時株高で気持ちも高まって始まりましたが、仮想通貨の暴落や米中の貿易戦争やトルコショック、先の見えない欧州など不透明要因におおわれて値を大きく下げる機会が増えました。
来年は亥年。亥の横に木偏をつけると「核」になるように次の飛躍に向けて種をまくべき年らしいです。2019年亥年は、①「いったん、大きく値上がりして高値圏を推移していたものはあるべき水準を模索し、大きく値を下げて安値圏で推移する年になる」と想定しています、②目をおおいたくなるような評価損を抱えることもあるかもしれないけれど、投資は高値圏に向かう時よりも高値から底値に向かう時が投資で成果を上げるための種をまく時期で、特に積立て投資のメリットを活かす時です。
買っても買ってもなかなか報われない底値圏での投資は辛いものですが、逆に底値圏をはう時期が長いほど大きな成果を将来得るチャンスです。ここは励まし合って、前向きに大らかに投資とつきあい、「2019年やったことが今活きているんだな」と将来喜び合いましょう。