令和元年はボックス相場、高値圏では慎重に、底ら辺では前向きに検討するの繰り返し!!

私は、株式などリスク資産は売られて、安全・安心を求めた投資対象を手探りしていく相場展開を想定しています。

上昇相場は天井をつけて、下値を模索し、そして売り疲れたら上昇し、また上値では叩かれる・・・といった上値と下値を行き来するボックス相場です。

トランプ大統領が2000億ドルの中国製品への関税を10%から25%に引き上げると表明。

英国は短期の離脱をあきらめて、渋っていた欧州議会選挙に参加する意向を固める。

米国のイラン経済制裁の強行に伴うイランから原油を輸入している国々、日本をはじめとする中国、インド、日本、韓国、台湾、トルコ、イタリア、ギリシャへの影響などなど・・・「そんなことにはならないだろう」と期待して上昇し、「えっ?」と現実を見せられて下落を繰り返す。

安全・安心を求めたら消去法で米ドル建て資産に向かうのは自然な流れだという見方に変わりありません。

そのため、何かをきっかけに米ドル資産が売られ、通貨ドルが売られるときは、「今後どうなってしまうのだろう」と手を止めるときではなく、チャンスだと考えます。

相場の天井をつけたのは確かですが、底はわかりません。しかし、底近辺、底ら辺での投資は辛抱は伴いますが、「買って忘れる」の精神で実行できます。

令和元年は「底ら辺」で投資できるチャンスの年だと私は考えています。