今年は厳冬になると言われていますが、果たしてどうなるでしょうか?原油急騰のあおりを受け、灯油の大幅値上げは必至。しかし、元売り業者は値段が高すぎて、消費者が灯油の消費を節約して、他の方法で暖を取る動きが予想され、売れ行きが鈍り、在庫になるのを恐れているとのこと。
通常は物の需要に伴って値段が決まる物だが、素材価格の高騰で値段を上げざるを得ない業者も気の毒な話です。われわれ消費者としては、なるべく寒さは着る物で調整するなど、暖房器具に頼らない生活をする工夫が必要ですが、寒冷地の方は節約にも限度があります。最近の気象は異常気象。もしかしたら、半端な厳冬ではないかもしれません。ニューヨークで車の中で凍死する(投資ではありません)人の報道が頭に浮かびます。
被災地の援助の時もそうですが、こういうときに政府は頼りになる存在になるべきではないでしょうか?今回も灯油が上がって生活を切り詰めなければならないのは自己責任、そして灯油が買えなくて結果凍死する人が現れても仕方ないと切り捨てるのでしょうか。
高ければ業者が値段下げればよいと他人事なのでしょうか?
無駄ばかり見逃し、見過ごし、大事なところに気配りが感じられない。残念を通り越して悲しくなります。