「買い損じ」に実害無し。「売損じ」がないように!!

 安倍政権になって、自分で期待を高める発言が目立ちます。そんなにハードルを自分で上げてしまって大丈夫?これまでが、なんせ、頼りない政治が長く続いていたから調子が狂ってしまいます。

「今までができることをやってこなかったから新鮮に映るのか」
「できることしか言いません」と無責任な発言で終わってしまうのか。

 円安・日本株高が続くと、その時間の長さ分、気持ちを高ぶらせてしまいます。
「いったんは売ってはみたものの、しばらく、この円安・株高は続きそう。売ったばかりではあるけど、何か早めに買っておこうか」と大量に売った投資家が再び買いで参加する展開になっている様子です。

 「あの時に決断して買っておけば」と悔やむ「買い損じ」は儲け損なっただけで実害はありません。しかし「あの時に決断して売っておけば」という「売損じ」は投資意欲を奪い、シャレになれません。
 まずは、売ろうと考えていたものは売り切ることを優先し、早く全体のリスクの量を落として、「やられて元々」と思える資金まで投資資金を絞って買いを再開させる考え方をお勧めしたいと思います。

「踊らにゃソンソン」。踊る阿呆に見る阿呆。