海外市場では一時米ドルが109円台に円高・ドル安に!!

 昨日は、日本株相場の今後の想定を書きましたが、本日はドル為替の想定を書きたいと思います。


 ちょうど昨日夜、海外市場では1ドル=109円台をつけたようです。個人的には、金融政策の異常事態から唯一抜け出した米国の為替ドルは、現在最も安定した通貨だと考えています。ユーロ市場が混乱しているため、一時的に円が受け皿となり円高・ドル安に振れてはいますが、この円高に振れているタイミングはドルシフトのチャンスだと考えています。


 とは言うものの、目先は1ドル=107円程度までの突っ込みはあるかもしれませんので、「ここから先の円高はどこまであるのかな」と楽しむぐらいの感覚が必要なのだと思います。当面は112円程度の水準で推移するのではないでしょうか。その後は、いつ120円程度の水準まで回復しても意外ではないと想定しています。


 株式相場にしても、株式相場にしても、気落ちすることなく、むしろ、より関心を持って見ていく大事なポイントに入ったと思います。