20%の上昇が見込めるなら 株式投資を検討する価値あり!!

 私は株式投資を検討する基準を20%以上確実に利益が見込める場合としています。そういう意味では、個別銘柄に投資するならともかく、現水準の日経平均株価等日本株インデックスに投資する妙味を感じていません。


 ここに来て、米国が公に円安をけん制しているため、120円台から107円台まで円高に振れたにもかかわらず、反動で円安・ドル高に大きく振れる期待は急速にしぼんできました。

 私が外貨投資を検討する基準は、例えば1年程度先を想定して、現水準よりも円安で推移することが多くなる可能性が高いと思えば、円から外貨に振り替えるチャンスと考え、逆に、円高で推移することが多いと思えば、円高が行き過ぎるのを待って円のまま過ごし円から外貨に振り替えるチャンスを待ちます。


 私は現水準のドルであれば、この先、円安で推移することが多いと想定しているので、円からドルに換えるチャンスだと考えています。「ドル以外に安心して持てる資産はあるのか」と消去法で考えれば、自然な流れとして、ドルが行き過ぎた割安水準にあれば修正されると考えるからです。


 現在の株価水準も為替水準も、目先の動きでは投資を検討するのに面白みのない水準に見えるかもしれませんが、1年間、3年間の水準を見たら、割高・割安の見方も変わってくるものと思います。


 割安で放置されているものを探し、コツコツ拾っていきましょう。中途半端なものを拾うと投資資金がいくらあっても足りなくなります。みんなが向かうときは、向かうものは、慎重に検討しましょう。